地方で活躍するフリーランスエンジニアの例

大手企業は本社を東京や大阪などの大都市に置くのが基本でした。
しかし、地価や物価の高騰によって維持コストが問題になってきていることに加え、人件費の高さも負担になってきています。
その影響でそれまで都心部に本社を置いていた企業もだんだんと地方へ移す傾向が生まれてきました。
地方で活躍しているフリーランスエンジニアが成功している例として、このようなオフィス移転に着目しているケースが挙げられます。

どこに移転するにしても新しい所に映る場合、ネットなどのインフラを構築する必要があり、そのためにはエンジニアの力が必要です。
社内エンジニアが担当できる企業からは依頼が出ることはあまりありませんが、それでも一時的な人材補充のために期間を区切ってフリーランスエンジニアを獲得する例もあります。
特にオフィス移転をしてから新しいシステムを導入して運用していきたいというケースでは、そのシステムに関するノウハウを持っている人が重宝されています。

一方、企業が直接フリーランスエンジニアに依頼するケースだけではありません。
地方で活躍している人はオフィス移転のサポート業者との提携を図っていることもあります。
インフラを構築する専門家をあまり抱えていない業者も少なくはないからです。
このようなタイミングでネットワークの設計と現場でのセットアップを担当する人材をフリーランスの中から探す場合もあり、提携関係を作って依頼を受けやすくしているエンジニアも多いのです。